玄関先の地中の配管から水漏れしていました。
原因は、経年劣化による配管や継手の腐食です。
水道管の寿命は一般的に40年といわれていますが、実際は住宅配管で用いられる鋼管や樹脂管の寿命は20年程度です。
ただ土壌や埋設環境などによっては寿命は異なります。
水道管の材質である鉄と水道水を消毒する塩素により酸化が進み、水道管は徐々にサビてしまいます。
その結果、徐々に腐食し亀裂が生じて水が少しずつ漏れ出してきます。
地中から水漏れが生じていることに気付いた時にはすでに以前から水漏れが発生していた可能性が高いため、気づいたらすぐにでも当社へ水漏れ修理依頼ください。
今回は、2次配管に鉛管が使用されていたので撤去し、つなぎかえ作業もおこないました。
最後にタイル張替えて完了です。
※「鉛管」は、鉛製の非鉄金属管のことです。
腐食しにくい上に、狭い所や折り曲げが必要な所でも曲げ加工が容易な点、耐酸性が高い点から水道の引き込み管に良く使われていましたが、鉛が有害物質であると言う大きな問題から禁止されています。
工期:2日