外壁焼杉を張替え工事です。

 

下見で数箇所焼杉を取り外し、内部の下地材の寸法や、状態などから確認していきます。

建てられた当時の工法はそれぞれのお宅ごとに違っており、こうした確認の準備が必要です!

 

【下見をした結果】

・めくれたり割れたりしている箇所あり

・土壁が丸見えの箇所もあり

 

before

永年、雨風にさらされ劣化した焼杉は建物にダメージを与えてしまっています。

見た目の色落ちはもちろん、ヒビ割れや節飛びがみられます。

 

その他にも建具の調整や縁側撤去なども工事もおこないました。

after

1枚丸々を張り付けられる箇所と、壁より微調整が必要な箇所があり、

既存の壁胴水切りの溝じゃくりに合わせて現場加工をおこなっていきます。

 

ただ貼っているのではありません!

測った寸法でカットし、張り付け箇所に当てカンナで削り隙間なく納めていきます。

見た目だけでなく今後のことをしっかり考えた施工は、大工の腕の見せ所です!!

 

隙間があると、雨などが入りやすくなるので極限までピッタリに張ることが重要なんです!!

仕上げに防水の為、コーキング施工もしっかりおこないました。

 

 

【使用した焼杉】

焼杉の表面加工あり 商品:中本造林(株) 焼杉 浮造塗装 UY7161